リスティーゴ Q&A

ご利用にあたってのご注意

このQ&Aに記載の情報は、製品の適正使用にあたっての参考情報であり、すべての患者さん/事例にあてはまるものではありません。
そのため、Q&Aの利用に関して生じた結果については、責任を負いかねますので、ご了承ください。
また、国内で承認されていない効能又は効果/用法及び用量等の情報を含む場合がありますが、弊社としてこれらの使用を推奨するものではありません。
製品のご使用にあたっては、最新の電子化された添付文書をご確認ください。
製品に関してご不明な点がございましたら、弊社ユーシービーケアーズ コンタクトセンター(0120-093-189)にお問い合わせください。なお、本Q&Aを
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抗FcRn モノクローナル抗体製剤


リスティーゴ®
  • リスティーゴ®皮下注280mg
  • リスティーゴ®皮下注420mg
リスティーゴは1週間間隔での投与ですが、1週後に来院できない場合、何日くらい前後できますか。

電子添文に記載のとおり、1週間間隔で投与してください。

引用

  • リスティーゴ皮下注280mg ・皮下注420mg 電子添文
リスティーゴの体重50kg未満の患者への投与量はロザノリキシズマブとして280mgとなっていますが、体重の下限はありますか。

体重の下限は設定されていません。

引用

  • リスティーゴ皮下注280mg・皮下注420mg 電子添文
リスティーゴの用法及び用量の設定根拠について教えてください。

本剤の投与経路は皮下投与です。ヒト初回投与試験である第Ⅰ相臨床試験(UP0018試験)で本剤を静脈投与及び皮下投与したときに認められた安全性プロファイルに基づき、その後の臨床開発プログラムでは皮下投与製剤の開発が進められました。
本剤のgMG患者を対象とした第Ⅲ相臨床試験プログラム(MG0003試験、MG0004試験、MG0007試験)では、投与及び調製を簡便にするため4つの体重カテゴリ(35kg以上50kg未満、50kg以上70kg未満、70kg以上100kg未満、100kg以上)別に固定用量で投与しました。体重カテゴリごとに規定した固定用量は、ロザノリキシズマブ 7mg/kg相当又は10mg/kg注)相当とし、第Ⅰ相臨床試験(UP0018試験)、第Ⅱa相臨床試験(MG0002試験)及び一次性免疫性血小板減少症患者を対象とした第Ⅱ相臨床試験(TP0001試験)において、体重の範囲を通じて認められた、体重当たりの用量(mg/kg)による有効性及び安全性データとともに、PD[免疫グロブリンG(IgG)]に対する効果が再現されるよう選択されました。
検証的試験であるMG0003試験では、検討した本剤の2用量(ロザノリキシズマブ 7mg/kg相当及び10mg/kg注)相当)ともに臨床的有効性が確認され、治験薬投与後に発現した有害事象(TEAE)の発現率は、MG0003試験では7mg/kg群で81.3%(52/64例)、10mg/kg注)群で82.6%(57/69例)でした。また、反復治療サイクル(1週間間隔で6回皮下注射)におけるTEAEの発現率は7mg/kg群で77.4%(103/133例)、10mg/kg注)群で91.6%(120/131例)でした。高度なTEAEの発現率は、MG0003試験の7mg/kg群で4.7%(3/64例)、プラセボ群で4.5%(3/67例)であり、10mg/kg注)群では18.8%(13/69例)でした。この傾向は反復治療サイクルでも認められました[7mg/kg群で9.0%(12/133例)、10mg/kg注)群で29.8%(39/131例)]。
このように、7mg/kg相当と比較して10mg/kg注)相当でベネフィットの増加は認められなかったため、最適なベネフィット・リスクの投与量は7mg/kg相当と考えられました。
以上より、本剤の用法及び用量は、体重カテゴリに基づくロザノリキシズマブ7mg/kg相当の固定用量を1回の投与量として1週間間隔で6回皮下注射し、これを1サイクルとして、投与を繰り返すこととしました。

注)リスティーゴの承認された用量はロザノリキシズマブとして7mg/kg相当です。

引用

  • リスティーゴ皮下注280mg・皮下注420mg インタビューフォーム
リスティーゴの作用機序について教えてください。

本剤はIgGの胎児性Fc受容体(FcRn)への結合阻害により、IgGのリサイクリング及びトランスサイトーシスを阻害し、血清中総IgG濃度を低下させます。

引用

  • リスティーゴ皮下注280mg・皮下注420mg 電子添文
リスティーゴの主な副作用(頭痛、下痢、発熱)について教えてください。発現機序臨床試験

本剤の主な副作用として、頭痛(頭痛、片頭痛)(36.7%)、下痢(20.7%)、発熱(12.8%)等が報告されています。

なお、頭痛、発熱は薬剤性無菌性髄膜炎の臨床症状でもあります。本剤投与中は、観察を十分に行い、薬剤性無菌性髄膜炎の臨床症状(頭痛、発熱、頚部硬直、吐き気、嘔吐等)及び徴候に注意し、異常が認められた場合には投与を中止する等、適切な処置を行ってください。

① 発現機序
頭痛、下痢、発熱の発現機序は不明です。

② 臨床試験
■国際共同第Ⅲ相試験(MG0003試験、MycarinG)
ロザノリキシズマブ 7mg/kg相当群では頭痛32.8%(21/64例)、下痢18.8%(12/64例)、発熱7.8%(5/64例)、10mg/kg注)相当群では頭痛31.9%(22/69例)、発熱13.0%(9/69例)、下痢、悪心が各10.1%(7/69例)でした。

注)本剤の承認された用量はロザノリキシズマブとして7mg/kg相当です。

■国際共同長期継続投与試験(MG0007試験)
ロザノリキシズマブ 7mg/kg相当群では頭痛19.4%(19/98例)、下痢11.2%(11/98例)、発熱3.1%(3/98例)、10mg/kg注)相当群では頭痛31.3%(30/96例)、下痢17.7%(17/96例)、発熱10.4%(10/96例)でした。

注)本剤の承認された用量はロザノリキシズマブとして7mg/kg相当です。

引用

  • リスティーゴ皮下注280mg・皮下注420mg 電子添文
  • リスティーゴ皮下注280mg・皮下注420mg インタビューフォーム
国際共同第Ⅲ相試験(MG0003試験、MycarinG)の主な選択基準・除外基準を教えてください。

■主な選択基準
・18歳以上の男性又は女性
・スクリーニング時に
 - 既往歴又は過去の検査結果に基づき、gMGと診断されている
 - 抗アセチルコリン受容体(AChR)抗体又は抗筋特異的受容体型チロシンキナーゼ(MuSK)抗体陽性が既に確認されている
 - 米国重症筋無力症研究財団[MGFA(Myasthenia Gravis Foundation of America)]分類のClassⅡ~Ⅳaに該当する
 - 体重が35kg以上
・スクリーニング時及びベースライン時の両時点で、重症筋無力症-日常生活動作[Myasthenia Gravis-Activities of Daily Living(MG-ADL)]総スコアが3以上(眼症状以外の項目で3以上)かつ定量的重症筋無力症[Quantitative Myasthenia Gravis(QMG)]総スコアが11以上

■主な除外基準
・スクリーニング時又はベースライン時に、口腔咽頭筋若しくは呼吸筋に影響を及ぼす重度の筋力低下(MG-ADLスケールのGrade 3)又は重症筋無力症クリーゼ若しくは切迫クリーゼを有する
・血清中総IgG濃度が5.5g/L以下
・好中球絶対数が1500cells/mm3未満

引用

  • リスティーゴ皮下注280mg・皮下注420mg インタビューフォーム
リスティーゴの保存方法を教えてください。温度を逸脱した場合

本剤は、凍結を避けて、2~8℃の冷蔵庫で保存してください。外箱に入れた状態で遮光保存してください。

温度を逸脱した場合
規定の温度(2~8℃)、保存方法(遮光)から逸脱して保存した場合は使用することはできません。

引用

  • リスティーゴ皮下注280mg・皮下注420mg 電子添文
リスティーゴの国際共同第Ⅲ相試験(MG0003試験、MycarinG)における有効性及び安全性について教えてください。

本剤の国際共同第Ⅲ相試験(MG0003試験、MycarinG)における有効性及び安全性は、電子添文「17.1.1 国際共同第Ⅲ相試験(MG0003試験、MycarinG)」をご参照ください。
さらなる詳細については、インタビューフォーム「Ⅴ.治療に関する項目 5.臨床成績 (4)検証的試験 1)有効性検証試験 国際共同第Ⅲ相試験(MG0003試験、MycarinG)」をご参照ください。

引用

  • リスティーゴ皮下注280mg・皮下注420mg 電子添文
  • リスティーゴ皮下注280mg・皮下注420mg インタビューフォーム
他剤(標的治療薬等)、血漿交換(PLEX)、免疫グロブリン療法(IVIg)からリスティーゴへの切り替え時のウォッシュアウト期間を教えてください。

電子添文上、他剤(標的治療薬等)、PLEX、IVIgから本剤への切り替え時のウォッシュアウト期間は規定されていません。

引用

  • リスティーゴ皮下注280mg・皮下注420mg 電子添文
高齢者、腎機能障害患者、肝機能障害患者では、リスティーゴの投与量の調整は必要ですか。

電子添文上、特定の背景を有する患者に関する注意の項目に、高齢者、腎機能障害患者、肝機能障害患者の規定はありません。
高齢者、腎機能障害患者、肝機能障害患者において用量調整は必要ないと考えられます。

引用

  • リスティーゴ皮下注280mg・皮下注420mg 電子添文
リスティーゴの過量投与について教えてください。

本剤を過量投与した場合の症状に関するデータはありません。

引用

  • リスティーゴ皮下注280mg・皮下注420mg インタビューフォーム
リスティーゴは自己投与できますか?自己投与するための条件はありますか?

本剤は、医師の管理指導のもとで、自己投与が可能です。

自己投与の方法は、手押し(マニュアルプッシュ、手動投与)で投与、もしくはシリンジポンプを使用して投与、の2種類があります。自己投与の方法は主治医と相談してください。

自己投与の適用(条件)については、医師がその妥当性を慎重に検討し、患者に十分な教育訓練を実施した後、リスティーゴ投与による危険性と対処法について患者が理解し、患者自ら確実に投与できることを確認した上で、医師の管理指導のもとで実施することになります。また、適用後、リスティーゴによる副作用が疑われる場合や自己投与の継続が困難な状況となる可能性がある場合には、直ちに自己投与を中止し、医師の管理下で慎重に観察するなど適切な処置を行ってください。
使用済みの注射針及び注射器は再使用しないでください。医師の指示に従って、安全な廃棄方法で廃棄してください。

引用

  • リスティーゴ皮下注280mg・皮下注420mg 電子添文