てんかん発作を海馬の活動で予測できる可能性
脳の左右に一つずつあって、普段は独立して機能している二つの海馬が異常な連携を始めると、その後にてんかん発作のリスクが上昇するという研究結果が、「Nature Medicine」に7月12日掲載された。論文の上席著者である米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)のVikram Rao氏は、「てんかん患者が強いストレスを感じることの一つは、いつ発作が起こるか分からないことだ。われわれの研究結果はそのストレスの軽減につながる」と述べている。
詳しく見る