てんかん診断後早期の入院リハで、長期予後を改善し得ることが報告された。1年後のQOLや発作頻度などに有意差が生じたという。
てんかん発症後早期の心理社会的な支障が、その後の生活の質(QOL)の低下だけでなく、発作再発とも関連のあることが報告されている。一方で、てんかん治療においてリハビリテーション(リハ)の重要性は広く認識されているが、発症後早期にリハを集中的に行うことの意義は確立していない。これを背景としてビーレフェルト大学(ドイツ)のUlrich Specht氏らは前向き研究により、新たに診断されたてんかん患者に対する早期入院リハの有用性を検討。その報告が「Epilepsia」に4月16日掲載された。
詳しく見る