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ステージ外 組織作り・モチベーションUP
- 項目
- チームのモチベーションアップ
事例詳細
Q&A
チームのモチベーションアップのために、いつ、誰が、どのような工夫をしていますか。
FLSの取り組みを進めて行くなかで整形外科医が、スタッフ各自の立ち位置を認め、評価することを心掛けている結果、各自が自身の役割に誇りと自信を持ち、自律的に動いて患者さんをサポートする環境づくりが実現できています。
- 回答施設
社会福祉法人 恩賜財団 大阪府済生会吹田病院
- 施設種別
急性期
具体例
- いつ
FLSの取り組みを進めて行くなか
- 誰が
整形外科医
- どのように
-
- チームメンバー各自が自身の役割に誇りと自信を持ち、自律的に動いて患者さんをサポートする環境づくりが実現できるよう、整形外科医がスタッフ各自の立ち位置を認め、評価することを心掛けている。具体的には整形外科医が以下のことを行っている。
- 自施設の取り組みを院外に発信した結果得られた評価を、院内にフィードバックすることでチームメンバーのモチベーションを向上させ、自分たちの活動に誇りを持てるようにしている。
- 活動に特別な制限を設けず、それぞれの裁量と自己判断に委ねている。責任が伴うが、自ら考え動くことで、その結果がダイレクトに感じられやりがいにつながっている。
- 他施設での指導や交流なども積極的に行える環境づくりや、病院として患者さんのために最良の治療やケアを提供するための体制づくりなど、できる限りのバックアップをしている。
- 当施設のFLSは、本来の業務にプラスアルファした取り組みとして行っていることから、モチベーション向上のために、学会や勉強会に参加して他施設の取り組みに関する情報収集や交流を図れるようにしている。その際の費用は整形外科の勉強予算を活用できるよう整形外科医が取り計らっている。
- 学会参加や日々の活動において、自分の所属する部署に迷惑が掛かることを気にするメンバーもいるため、整形外科医がその所属長に説明に行くなど、調整役を務めている。
- 整形外科医は、複数の骨粗鬆症マネージャーの意見をまとめるパイプ役も担い、FLSチームメンバーが活動しやすいようにバックアップしている。
- 2018年、当施設のFLSの取り組みはIOF**のBPF† で“金(Gold)”レベルの認証を得た。チームメンバー一人一人の取り組みが一つの形になったことが評価された結果であり、このことがさらに活動のモチベーションにつながっている。
**International Osteoporosis Foundation: 国際骨粗鬆症財団
† Best Practice Framework:ベストプラクティスフレームワーク
POINT!
- 整形外科医が、スタッフ各自の立ち位置を認め、評価することを心掛けている結果、各自が自身の役割に誇りと自信を持ち、自律的に動いて患者さんをサポートする環境づくりが実現
- 2018年、当施設のFLSの取り組みがIOFのBPFで金(Gold)レベルの認証を取得したことでさらにチームメンバーのモチベーションが向上
2022年12月 黒川 正夫先生(整形外科担当顧問)確認
JP-DA-2500453