Skip to main content

ステージ5:Information 患者と医療従事者への教育と情報提供 (pg32)

Library 事例紹介

ステージ5 Information患者と医療従事者への教育と情報提供

現在選択されている項目

68 件の絞り込み結果

ステージ5 Information 患者と医療従事者への教育と情報提供

項目
必須医療職に対する骨粗鬆症の知識の共有

事例詳細

Q&A

医療職に対する骨粗鬆症の知識の共有は、いつ、誰が、どのように行っていますか。

年に1回、FLSメンバーが院内スタッフを対象に骨粗鬆症に関するオリジナルの動画コンテンツを配信して学習を促すとともに、テストを実施してその習得具合を確認しています。

回答施設

社会医療法人抱生会 丸の内病院

施設種別

ケアミックス

具体例

いつ

年に1回程度実施している院内全体研修時

誰が

FLSメンバー

どのように
  • 院内スタッフの骨粗鬆症に関する知識向上のために、FLSメンバーがオリジナルで作成した動画コンテンツを院内の全スタッフに配信し学習を促している。
  • 動画は、学習と確認テストが1セットとなっており、コンテンツは各FLSメンバーがそれぞれの専門性を生かして作成。これまでに「骨粗鬆症について」「リハビリテーションについて」「栄養について」「院内におけるFLSの取り組み」「骨粗鬆症治療薬について」をテーマに全5種作成した。
  • 初回取り組み時は動画編集ソフトを活用して動画を作成し、各部署に配布。確認テストは集合により実施していたが、作成の手間がかかることや集合研修が困難である状況を考慮して、現在は音声付きのPPTで作成したコンテンツを医療安全研修で用いているe-ラーニングツールを活用して配信している。
  • 全スタッフの確認テスト合格によりコースが完了するが、確認テストがあることで、真剣に学習に取り組んでもらえている。
  • テスト終了後は、FLSメンバーが病棟ごとの平均点や間違いやすい問題の解説などを掲示し、フィードバックを行っている。
  • この取り組みにより、院内にFLS活動の理解が深まったほか、FLSメンバーが当事者意識を持ち、より意欲的に活動するようになった。
  • 活動が周知されたことで現在、病院全体で入院骨折患者を拾い上げるツール(骨粗患者管理台帳)のデータ入力率上昇にもつながっている。

参考資料

図表をクリックすると拡大してご覧になれます。

POINT!

  • オリジナルで作成した動画コンテンツの配信と確認テストの実施により院内スタッフの骨粗鬆症の知識向上と、FLSメンバーの意欲向上に寄与
  • テスト終了後は、病棟ごとの平均点や間違いやすい問題の解説などを掲示し、フィードバックを実施

2022年11月 宮越 美由紀様(看護部 整形外科・リウマチ科/外来看護師)確認

JP-DA-2500452

From Student Office

FLS Collegeでは、今後もFLSに関する情報を続々追加予定です。最新の情報を見逃さないために、ブラウザのブックマーク機能や通知機能をご活用ください。

あなたは医療従事者ですか?

このサイトは医療従事者の方を対象に、
骨折リエゾンサービス(FLS: Fracture Liaison Service)、脆弱性骨折、骨粗鬆症に関連する情報を提供しています。
一般の方、国外の医療従事者の方への情報提供を目的としたものではありませんのでご了承ください。