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ステージ5:Information 患者と医療従事者への教育と情報提供 (pg46)

Library 事例紹介

ステージ5 Information患者と医療従事者への教育と情報提供

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ステージ5 Information 患者と医療従事者への教育と情報提供

項目
必須患者・家族に対する骨粗鬆症薬物治療の重要性の教育

事例詳細

Q&A

患者さん・ご家族に対する骨粗鬆症薬物治療の重要性の教育は、いつ、誰が、どのように行っていますか。

退院時に行う服薬指導の際に薬剤師が、患者さんの服薬状況を長期間チェックできるオリジナルの服薬確認カード「骨こつ富士登山カード」をお渡しし、骨粗鬆症薬物治療の継続の重要性を伝えています。

回答施設

磐田市立総合病院

施設種別

急性期

具体例

いつ

退院時に行う服薬指導の際

誰が

薬剤師

どのように
  • 同院で治療を受けた大腿骨近位部骨折の患者さんの服薬状況を長期間チェックできるオリジナルの服薬確認カード「骨こつ富士登山カード」を作成し、活用している。
  • 本カードは、退院時に行う服薬指導の際に薬剤師が患者さんにお渡ししており、その際に骨粗鬆症薬物治療の継続の重要性を伝えている。
  • 1年間使用できるようになっており、治療を引き継ぐ回復期リハビリテーション病院や診療所で医師や薬剤師から服薬確認の捺印をいただくという仕組みになっている。
  • カードのデザインは、静岡県のシンボルである富士山を「こつこつ」登っていくという遊び心を加えている。
  • 裏面には、骨粗鬆症治療薬の服用歴(いつから/薬の名前)、骨密度(いつ/骨密度)の記入欄を設け、患者さんの状態や治療状況が確認できるようにしている。
  • 裏面に、回復期リハビリテーション病院や診療所に向けて、骨粗鬆症薬物治療の継続と患者さんへの治療継続の重要性の啓発を依頼するメッセージを記載している。
  • 患者さんの中には、糖尿病手帳や血圧手帳などをすでに持っている方も多いため、これ以上手帳を増やさないようカード型とし、お薬手帳に挟めるサイズ・形状に配慮して作成した。
  • 2022年4月の診療報酬改定にともなって新設された二次性骨折継続予防管理料や入退院支援加算(地域連携パス)の算定の有無を記載している。

参考資料

図表をクリックすると拡大してご覧になれます。

POINT!

  • 同院で治療を受けた大腿骨近位部骨折の患者さんの服薬状況を長期間チェックできるオリジナルの服薬確認カード「骨こつ富士登山カード」を作成し、活用
  • 退院時の服薬指導の際に薬剤師が患者さんにお渡しし、骨粗鬆症治療の継続の重要性を啓発
  • カード裏面に、治療を引き継ぐ医療機関に向けて治療継続のための内服確認と、患者さんへの啓発を依頼するメッセージを記載

2023年1月 山﨑 薫先生(病院長)確認

JP-DA-2500452

From Student Office

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