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ステージ1 Identification 対象患者の特定
- 項目
- 必須対象となる患者の院内周知
事例詳細
Q&A
対象患者の院内周知は、いつ、誰が、どのように行っていますか。
対象患者さんの入院時に多職種がデータベースに⼊⼒して情報共有し、データベースを活⽤することで⼊院からFLS外来のフォローまでの間の検査・治療・患者教育の抜け漏れを防いでいます。
- 回答施設
日本赤十字社 広島赤十字・原爆病院
- 施設種別
急性期
具体例
- いつ
FLSの対象患者である、大腿骨近位部骨折の患者さんの入院時
- 誰が
看護師
- どのように
-
- データベースの作成当初はFLS対象患者さんの入院の度に、入院管理や病棟のスタッフが手入力をしていたが、大腿骨近位部骨折のクリニカルパスから患者IDと氏名が自動抽出されるよう改良した。
- クリニカルパスから⾃動抽出された患者IDと⽒名をデータベースに入力し、⼊院管理と外来・病棟の看護師が漏れを確認。
- リスト化されたデータベースは、2種のExcelシートで構成されている。患者さんの⼊院期間中は「患者管理シート」にFLSチームの多職種が⼊⼒する。退院後は情報を「退院患者シート」に転記し、主に外来看護師が⼊⼒する。
- 毎週⽉曜⽇にFLSメンバー宛てに入院管理の看護師がリマインドメールを送信し、⼊⼒の抜け漏れを防⽌している。
参考資料

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POINT!
- Excelでのデータベース作成により、患者さん一人一人の入院中の状態から退院後の経過までが一目で把握可能
- データが蓄積されていくことで骨粗鬆症治療開始率・継続率などのデータの集計・分析が可能
- 自分たちの活動の結果が可視化でき、メンバーのモチベーションアップに寄与
2022年6月 榎並 育代さん(地域医療連携課 看護部長) 確認
JP-DA-2500448