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ステージ3 Initiation 投薬を含む治療の開始
- 項目
- 推奨薬物治療、転倒予防以外の介入
事例詳細
Q&A
薬物治療、転倒予防以外の介入は、いつ、誰が、どのように行っていますか
術前/受傷後1〜2週間頃にFLSメンバーである歯科口腔外科スタッフが患者さんの口腔内のチェックを行い、薬物治療開始前のアセスメントに役立てています。
- 回答施設
独立行政法人 地域医療機能推進機構 船橋中央病院
- 施設種別
急性期
具体例
- いつ
大腿骨近位部骨折:術前椎体骨折:受傷後1〜2週間頃
- 誰が
歯科医
歯科衛生士・助手- どのように
-
- 2017年、FLSチームの運用開始を知った歯科口腔外科が、趣旨に賛同してメンバーに加わった。
- 大腿骨近位部骨折で入院された患者さんに対して歯科口腔外科スタッフ(歯科医、歯科衛生士・助手)が、術前に周術期等口腔機能管理を行っている。
- 椎体骨折の患者さんに対しては、骨折の痛みが落ち着いてきた頃(受傷後1~2週間頃)に歯科口腔外科で歯科検診を受けてもらっている。
- 患者さんの口腔衛生の情報は報告書で多職種に情報共有され、手術適応の判断や骨吸収抑制薬の選択などアセスメントに役立てている。
- より安全な手術や薬物治療施行のため、必要に応じて歯科治療を優先するケースもある。
- これまでの経験から、脆弱性骨折の患者さんは同年代の健常者に比べて歯周ポケットが深く喪失歯数が多いことが分かり、骨粗鬆症の進行とともに歯槽骨がもろくなって歯周病を悪化させる可能性があることが示唆された。
POINT!
- FLSメンバーである歯科口腔外科スタッフが、対象患者さんの口腔内のチェックを実施
- 患者さんの口腔衛生の情報は報告書で多職種に情報共有され、手術適応の判断や骨吸収抑制薬の選択に活用
2022年9月 山下 正臣先生(整形外科 医長)確認
JP-DA-2500450