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ステージ2 Investigation 二次骨折リスクの評価
- 項目
- 必須二次骨折リスク評価
事例詳細
Q&A
二次骨折リスクの評価は、いつ、誰が、どのように行っていますか。
入院当日から手術1カ月までの間に、整形外科医が画像診断などを用いた二次骨折リスクの評価を行うとともに、地域連携室の看護師がFOSTAを、FLSメンバーらが栄養評価を実施しています。
- 回答施設
医療法人愛広会 新潟リハビリテーション病院
- 施設種別
ケアミックス
具体例
- いつ
入院当日手術後1週間までの間手術1カ月後
- 誰が
整形外科医
看護師
FLSメンバー
管理栄養士・栄養士
その他医師- どのように
-
ー救急搬送・外来ー
(整形外科医)- 手術後1週間までの間に整形外科医が、X-P(胸腰椎2R)とDXAによる検査を実施している。
- 手術1カ月後に整形外科医が、25OHD、骨代謝マーカー等の測定を実施している。
(地域連携室の看護師)
- 基本調査票が届いた時点から地域連携室の看護師が、FOSTA†を実施している。
(FLSメンバー)
- 入院当日に多職種により、SGA‡にて、栄養スクリーニング・アセスメントを行っている。
(NSTチームの医師、管理栄養士)
- 栄養スクリーニング・アセスメントの結果、介入が必要とされる患者さんに対しては、入院後1週間までの間に管理栄養士がNSTチームの医師とともに、栄養評価を実施し課題を抽出している。
ー急性期病院からの転院ー
(整形外科医)- 入院当日に整形外科医が、X-P(胸腰椎2R)とDXA、血液検査(25OHD、骨代謝マーカー等)測定を実施している。
(地域連携室の看護師)
- 地域連携室の看護師が、FOSTA†を実施している。
(FLSメンバー)
- 入院当日に多職種により、SGA‡にて、栄養スクリーニング・アセスメントを行っている。
(NST担当医師、管理栄養士)
- 入院から1週間までの間に管理栄養士がNST担当医師とともに、栄養評価を実施し課題を抽出している。
- 入院当日より、多職種がそれぞれの専門に応じた評価を行っている。
- 評価を行う際にはその実施理由や目的を患者さんに説明することを通じて、二次骨折予防の重要性を伝えている。
† FOSTA: Female Osteoporosis Self Assessment Tool for Asia(骨粗鬆症のリスク評価ツール)
‡ SGA: Subjective Global Assessment(主観的包括的アセスメント)
POINT!
- 入院後早期に薬物治療および転倒予防を行うために、二次骨折リスクの評価を実施
- 対象患者の特定、周知が行われると同時に各職種が二次骨折リスク評価を開始するフローを構築
2023年3月 山本 智章先生(院長)確認<
JP-DA-2500449