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ステージ5 Information 患者と医療従事者への教育と情報提供
- 項目
- 必須患者に対する栄養改善の指導
事例詳細
Q&A
栄養改善の指導は、いつ、誰が、どのように行っていますか。
骨粗鬆症外来の受診後、低栄養状態にあるなど、特に指導を必要とする患者さんに対して管理栄養士が、独自に作成したイラスト入りの分かりやすい解説資料を活用して栄養指導を行っています。
- 回答施設
社会福祉法人 恩賜財団 大阪府済生会吹田病院
- 施設種別
急性期
具体例
- いつ
骨粗鬆症外来の受診後
- 誰が
管理栄養士・栄養士
- どのように
-
- 同施設では、骨粗鬆症外来において薬剤師、PT、管理栄養士、診療放射線技師の4職種の骨粗鬆症マネージャーが輪番制で、「リハビリ」、「薬」、「栄養」の指導を行っている。
- 骨粗鬆症外来を受診する患者さんのうち、低栄養状態にあるなど、特に指導を必要とする患者さんに対して栄養指導を行うにあたって、管理栄養士がイラスト入りで分かりやすく解説した資料を活用している。
- 大腿骨近位部骨折の患者さんの多くが低栄養であることから資料には、必要な栄養素やカロリーをきちんと摂取するためのレシピや調理法の工夫などを盛り込んでいる。
- 同施設は急性期病院であり、2週間程度の入院期間となるが、入院中早期より栄養指導介入を行っている。
- 外来栄養指導では初回はおおむね30分以上、2回目以降はおおむね20分以上の時間を用いて指導している。それにより「外来栄養食事指導料」を算定しており、骨粗鬆症外来の円滑な運用に役立てている。
- 資料は初回指導後、患者さんに提供しており、その後の定期受診では、指導を参考に適切な食事が実践できているかを確認している。
参考資料

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POINT!
- 管理栄養士が骨粗鬆症外来時に、必要な栄養素やカロリーをきちんと摂取するためのレシピや調理法の工夫などが盛り込まれた解説資料を活用して栄養指導を実施
- 外来栄養指導では初回はおおむね30分以上、2回目以降はおおむね20分以上の時間を用いて指導しており、「外来栄養食事指導料」を算定することで骨粗鬆症外来の円滑な運用に貢献
2023年2月 黒川 正夫先生(整形外科担当顧問)確認
JP-DA-2500452