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ステージ4 Integration 患者のフォローアップ
- 項目
- 推奨追跡フォローの実施
事例詳細
Q&A
追跡フォローは、いつ、誰が、どのように行っていますか。
6カ月ごとの定期受診日の前週土曜日・夕方に、MSWが患者さんに受診予約の確認のお電話(リエゾンコール)を差し上げて、確実に来院いただけるようにしています。
- 回答施設
社会福祉法人 埼玉慈恵会 埼玉慈恵病院
- 施設種別
ケアミックス
具体例
- いつ
退院後6カ月ごと
- 誰が
医療ソーシャルワーカー(MSW)
- どのように
-
- 2016年4月のFLS開始以降、患者さんの退院後6カ月ごとに予約制で定期検査を実施しており、受診日の前週土曜日・夕方に、社会福祉士であるMSWが患者さんに受診予約の確認のお電話(リエゾンコール)を差し上げて、確実に来院いただけるようにしている。
- リエゾンコールは、翌週の予約者全員に対してMSW4名が分担のうえ1件当たり5分程度で行っている。
- リエゾンコールを土曜日の夕方に実施している理由は、患者さんの在宅率が高いと思われるためである。
- 予約日未受診の患者さんに電話確認をしたところ、未受診の原因の多くが予約日の失念だったことがわかり、2018年8月より受診予約日前に確認の電話をかける取り組みを始めた。
- 患者さんの反応も、未受診者に電話確認をしていたときは「すみません」「ごめんなさい」といったお詫びの声が多かったのに対し、リエゾンコール後は「気にかけてくれてありがとう」という感謝へと変化し、電話担当者の心理的負担も大きく軽減した。
- リエゾンコールの導入により受診率は、77.5%(31/40名)から96.8%(61/63名)へと改善がみられた。
POINT!
- リエゾンコールの導入により受診率は77.5%から96.8%へと改善し、電話担当者の心理的負担も軽減
- リエゾンコールにより、患者さんの反応は「すみません」「ごめんなさい」から「気にかけてくれてありがとう」へと変化
2022年10月 吉野 恭正先生(副院長)確認
JP-DA-2500451