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ステージ5 Information 患者と医療従事者への教育と情報提供
- 項目
- 必須患者・家族に対するFLSの意義についての啓発
事例詳細
Q&A
患者さん・ご家族に対するFLSの意義についての啓発は、いつ、誰が、どのように行っていますか。
整形外科外来のみならず、他科受診時や入院中の患者さん・ご家族にもFLSの意義について理解いただけるよう、FLSメンバーが「骨折リエゾンサービスに関するご案内」を院内各所に掲示して啓発するとともに、病院ホームページにも掲載することで地域に向けた周知も行っています。
- 回答施設
学校法人 国際医療福祉大学塩谷病院
- 施設種別
ケアミックス
具体例
- いつ
整形外科外来受診時他科受診時入院中
- 誰が
FLSメンバー
- どのように
-
- 整形外科外来のみならず、他科受診時や入院中の患者さん・ご家族にもFLSの意義について理解いただけるよう、FLSの意義や取り組みの内容についてまとめた「骨折リエゾンサービスに関するご案内」を整形外科外来や病院の正面玄関、病棟に掲示し、啓発、情報提供を行っている。
- 同案内では、個人情報の取り扱いについても触れている。
- 同案内を病院ホームページにも掲載し、地域に向けても同施設におけるFLSの取り組み内容を広く周知させている。
- 2022年3月のFLS立ち上げ当初は、対象患者さんの入院時に整形外科医が説明、お渡しするというフローでFLSの同意取得を進めていた。
- 説明の手間や漏れなどが発生し想定通りに運用できなかったことから、FLSメンバーのアイディアにより、まずは整形外科外来に掲示する形での啓発、情報提供とすることとし、より広く周知させるために掲示場所を広げた。
- 病院ホームページへの掲載は、チャンピオンドクター*である整形外科医が、取り組みを広く地域に公開することは病院のアピールにもつながると院長に相談し、実現した。
- 整形外科外来をはじめ院内各所への掲示や病院ホームページへの掲載とすることで、説明する多職種の労力を削減できるほか、個人情報の取り扱いにも触れることで、FLSデータベースへの登録やフォローアップに関する同意書取得の代替としている。
- 病院ホームページへの掲載は、自施設がFLSに取り組んでいることへの宣言及び地域に向けた周知にもつながっている。
*院内でFLSの活動を推進していくためにリーダーとしてチームをけん引する医師
参考資料


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POINT!
- FLSの意義や取り組みの内容についてまとめた案内を整形外科外来をはじめ院内各所に掲示する形で、FLSの同意取得・説明を代用
- 同案内を病院ホームページにも掲載し、地域に向けて同施設のFLSの取り組み内容を広く周知
2023年2月 菊池 駿介先生(整形外科 医長)確認
JP-DA-2500452