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ステージ5 Information 患者と医療従事者への教育と情報提供
- 項目
- 必須医療職に対する骨粗鬆症の知識の共有
事例詳細
Q&A
医療職に対する骨粗鬆症の知識の共有は、いつ、誰が、どのように行っていますか。
年に3回程度、FLSメンバーが「骨コツweek」という勉強会を実施しており、参加型学習を取り入れることによって関心の高まりを参加者が感じ、より知識が定着するよう工夫しています
- 回答施設
一般社団法人巨樹の会 所沢明生病院
- 施設種別
急性期
具体例
- いつ
年に3回程度実施している勉強会開催時
- 誰が
FLSメンバー
- どのように
-
- 院内スタッフ全員の骨粗鬆症理解を深める目的で、特定の週に集中して勉強会を行う「骨コツweek」という取り組みを2017年9月より開始した。
- 勉強会では全参加者を対象にアンケートを実施しており、その結果、「骨密度測定」の要望が高いことから、参加型学習としてDXAによる骨密度測定体験会を実施した。
- 骨密度測定体験会を実施するに当たり、「測定時に放射線被曝を伴うことへの説明と同意取得」と、「診療外でDXA装置を使用することの稟議手続き」が必要となり対応を行った。
- 骨密度検査を体験してもらうことで、「他人ごと」だった骨粗鬆症が「自分ごと」へと関心の高まりが変化し、より知識が定着しやすくなるように感じられた。
- 骨粗鬆症予防のための運動や食事レシピの試食などの体験会も、参加型学習の方法の一つとして考えられる。
参考資料

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POINT!
- 勉強会実施後のアンケートによる要望に基づいて、初の参加型学習として骨密度測定体験会を開催
- 座学では「他人ごと」であった骨粗鬆症が、骨密度検査体験会を通じて「自分ごと」へと関心の高まりが変化し、骨粗鬆症の知識がより定着
2022年9月 安岡 宏樹先生(整形外科 部長)確認
JP-DA-2500452