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ステージ5 Information 患者と医療従事者への教育と情報提供
- 項目
- 推奨地域連携の実施
事例詳細
Q&A
地域連携は、いつ、誰が、どのように始めたのですか。
FLSの運用開始に当たり、医療ソーシャルワーカーと事務が地域の医療機関にアンケートを実施し、骨粗鬆症治療や骨密度測定の状況などを調査して、より良い連携体制を検討するための材料にしました。
- 回答施設
独立行政法人 地域医療機能推進機構 船橋中央病院
- 施設種別
急性期
具体例
- いつ
FLSの運用開始前
- 誰が
医療ソーシャルワーカー(MSW)
事務・クラーク・秘書- どのように
-
- 脆弱性骨折後、二次骨折予防に向けて骨粗鬆症治療を継続していくにあたり、当施設のような急性期病院では地域の医療機関との連携が欠かせない。
- 2018年4月のFLSの立ち上げに先立ち、地域医療機関での骨粗鬆症治療や骨密度測定の状況などを理解する目的で、船橋市内や周辺の診療所等のうち紹介実績が多い順に約100件(内科9割、整形外科1割)を対象にアンケート調査を実施した。
- 回答率を高めるよう設問数は8問に絞り込み、回答のしやすさを考慮して施設名と意見欄以外は「はい・いいえ」のチェック式とした結果、6割以上の回答が得られた。
- 回答が得られた医療機関のうち9割が骨粗鬆症治療を実施していた。また、全体の9割の施設から「治療に関心がある」との回答が得られ、整形外科医師だけでなく、 内科医師の関心も高いことが分かった。
- アンケートより、当施設の役割は「入院患者さんの骨粗鬆症を見つけたときは、正確な情報提供をしてかかりつけ医に戻すこと」「かかりつけ医の要望に応じて、退院後の患者さんの骨密度検査を実施できる体制を整えること」であることが見えた。
参考資料

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POINT!
- アンケートを通じて、FLS開始前に地域医療機関の骨粗鬆症治療や骨密度測定などの状況を確認
- アンケート結果から、当院のFLSのあり方を検討し、当院の役割を明確化
2022年9月 山下 正臣先生(整形外科 医長)確認
JP-DA-2500452