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ステージ5 Information 患者と医療従事者への教育と情報提供
- 項目
- 推奨院内にFLSの委員会を設立
事例詳細
Q&A
院内の委員会設立は、いつ、誰が、どのように行ったのですか。
FLSの立ち上げ時、整形外科医が院内のデータを元に再骨折が多い深刻な状況と当施設の治療介入状況を説明し、院長の理解と委員会設置の承認を得ました。
- 回答施設
独立行政法人 地域医療機能推進機構 船橋中央病院
- 施設種別
急性期
具体例
- いつ
FLS立ち上げ時
- 誰が
整形外科医
- どのように
-
- FLSメンバーを各部門から横断的に招集するために、まずは院長の理解と承認を得る必要があると考えた。
- FLSの活動を業務外の活動と位置付けると、招集されたメンバーに負担がかかるだけでなく、各部門も理解を示さないと考え、FLSを公式の業務である委員会と認めてもらうために院長に掛け合った。
- 院長には、院内のデータを用いて高齢患者さんの再骨折の深刻な状況を説明した。脆弱性骨折後の骨粗鬆症の治療開始率・継続率の向上を目的とするFLSの必要性を訴えるとともに、再骨折の減少が地域の高齢者のADL向上や医療費節減効果につながることを伝えた。
- これらの説明に院長の理解が得られ、施設にとっても積極的に取り組んでいくべき新しい活動であるとして、FLSの活動が正式な委員会として承認された。
POINT!
- 各部門の理解を得るためにはFLSの活動を公式の業務と認めてもらうことが重要であると考え、委員会の設立を院長に相談
- 院長には院内のデータを用いて「高齢患者さんの再骨折の深刻な状況」「脆弱性骨折後の骨粗鬆症の治療開始率・継続率の向上を目的とするFLSの必要性」を訴求
2022年9月 山下 正臣先生(整形外科 医長)確認
JP-DA-2500452