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ステージ2 Investigation 二次骨折リスクの評価
- 項目
- 必須転倒リスク評価
事例詳細
Q&A
転倒リスク評価は、いつ、誰が、どのように行っていますか。
入院当日から手術後(急性期病院からの転院の場合は入院後)1週間までの間にリハビリスタッフを中心とした多職種が介入し、転倒転落リスクや移動能力、認知機能などの評価を実施しています。
- 回答施設
医療法人愛広会 新潟リハビリテーション病院
- 施設種別
ケアミックス
具体例
- いつ
入院当日手術後(急性期病院からの転院の場合は入院後)1週間までの間
- 誰が
看護師
理学療法士(PT)
作業療法士(OT)
言語聴覚士(ST)
介護士- どのように
-
ー救急搬送・外来ー
(病棟看護師、PT、OT、介護士)- 入院当日、病棟看護師、PT、OT、介護士が全入院患者さんを対象に転倒転落リスク評価を実施している。
(ST)
- 入院当日、STがAMTS†を実施している。
- 手術後1週間までの間にSTが、MMSE**、FAB††、RSST‡‡、改訂版水飲みテストを実施している。
(PT)
- 手術後1週間までの間にPTが、移動能力評価を実施している。
(OT)
- 手術後1週間までの間にOTが、転倒原因・転倒前活動状況の確認を行っている。
ー急性期病院からの転院ー
(病棟看護師、PT、OT、介護士)- 入院当日、病棟看護師、PT、OT、介護士が全入院患者さんを対象に転倒転落リスク評価を実施している。
(ST)
- 入院当日、STがAMTS†を実施している。
- 入院1週間までの間にSTが、MMSE**、FAB††、RSST‡‡、改訂版水飲みテストを実施している。
(PT)
- 入院1週間までの間にPTが、移動能力評価を実施している。
(OT)
- 入院1週間までの間にOTが、転倒原因・転倒前活動状況の確認を行っている。
† AMTS: Abbreviated Mental Test Score(簡易な質問を用いた認知機能の評価法)
**MMSE:Mini Mental State Examination(短時間で実施可能な認知機能障害の評価法)
†† FAB: Frontal Assessment Battery(前頭葉機能検査)
‡‡RSST: Repetitive Saliva Swallowing Test(反復唾液嚥下テスト)
POINT!
- 入院当日より、多職種がそれぞれの専門に応じた転倒リスク評価を実施
- 評価を行う際はその実施理由や目的を患者さんに説明することを通じて二次骨折予防の重要性を教育
2022年11月 山本 智章先生(院長)確認
JP-DA-2500449